|
ダヴィッド・オイストラフ (EMIクラシック・アーカイヴ) [DVD]
|
![ダヴィッド・オイストラフ (EMIクラシック・アーカイヴ) [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/21DWSEYCYQL._SL160_.jpg)
|
| ジャンル: | ミュージック クラシックDVD 洋楽 音楽
|
| 収録曲: | クライスラー:愛の悲しみ, ラロ:スペイン交響曲 (一部)(Vladimir Yampolsky), ブラームス:ヴァイオリン協奏曲, シベリウス:ヴァイオリン協奏曲, ベートーヴェン:ロマンス第1番 ト長調, チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲, ベートーヴェン:クロイツェル・ソナタ (一部)(Frida Bauer),
|
| 人気ランキング: | 66295 位
|
| 発送可能時期: | ご確認下さい
|
| 参考価格: | ¥ 3,671 (消費税込)
|
ご購入前のご注意
|
当ホームページはアマゾンウェブサービスにより運営しています。
商品販売はすべてアマゾンになります。最新価格、製品情報はボタンを押してご確認下さい。
|
|
不世出の大ヴァイオリニスト、ダヴィド・オイストラフ(1908−74)の演奏する姿が130分強、たっぷりと収められている。しかもブラームス、シベリウス、そしてチャイコフスキーと3つの名作ヴァイオリン協奏曲のライヴがそろっているのがうれしい。どれもオイストラフとの相性のよさで知られたロジェストヴェンスキーの指揮によるが、これが途方もない名演ばかりである。 とりわけブラームスは、地鳴りのように響き、破壊的な迫力をもつオーケストラとあいまって、オイストラフが鬼神と化し燃えに燃えている。ともすれば渋くおとなしく控えめに演奏されがちなブラームスの協奏曲が、これほど荒れ狂う演奏は滅多に聴けない。シベリウスも骨太の剛毅な音色とオーケストラの筋肉質の響きがたまらない。チャイコフスキーも胸を打つ切実感に満ち、しかも悠然たる巨大なスケール。どの協奏曲も、一音一音への粘りつくようなリズムと気迫に圧倒される。オイストラフというと、丸みのある艶やかな太い音色という印象があるが、この映像を観ると、髪を振り乱し、両足を踏みしめて、全霊を込めて弾いているオイストラフの姿は、命を削っているとしか思えず、あの豊かな音色は壮絶な闘いの跡だったのかと納得されてくる。なお、チャイコフスキーの演奏後には、聴衆の中に拍手する作曲家ショスタコーヴィチの姿が一瞬映るのも見逃せない。 1937年録音のクライスラー「愛の悲しみ」も興味深い。まだ22歳で痩身のオイストラフは、天才の香り漂う青白い美青年といった風で、孤独で妖美な演奏を聴かせる。ボーナストラックには1967年日本公演時、フリーダ・バウアーのピアノと組んだ「クロイツェル・ソナタ」第1楽章のリハーサル映像が収められている。オボーリンと組んでいたスタジオ録音盤に較べると、はるかに燃焼度が高く、乱れはあるものの、生々しい。巨匠のヴァイオリンを間近で聴いているような感動に襲われる貴重な記録だ。画質はすべてモノクロで何とか鑑賞に耐える程度だが、音質は逆に生々しく、最近の録音以上にリアルなくらいだ。映像作家ブルーノ・モンサンジョンの長年の努力の成果である。(林田直樹)
EMIミュージック・ジャパン
|
|
|
|
|