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三国志〈11の巻〉鬼宿の星
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 166808 位
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王覇論議は無用
13巻は長かった。1度挫折していたんだが、くやしいのでもう一度挑戦した。後半、飽きてきてどうでもよくなったが、辛抱強く最後まで読み切った。
これが「三国志」じゃなきゃすばらしい作品なんだろうなあって思う。あくまでも北方さんの「三国志」なんだ。
いいところをあげればきりがないほどたくさんある。まず、戦闘シーンの臨場感・躍動感がすごい。呂布が率いる黒い騎馬集団の表現などは圧巻だ。また、心理描写もリアリティたっぷりで、さらに男気に感じさせられて涙ぐむところもあった。特に、キャラクターが死を迎える時の内的な独白がよかった。
しかし、それもくりかえされると冗長な感じが否めないのと、王覇思想に関心があるのか、そこら辺の議論がうっとうしかった。中国は覇道の国、日本は王道の国、革命を繰り返した民族と万世一系の民族では思考の根っこが違うはず。漢王室の血が400年を経て特殊なものとなり、1000年を過ぎれば神になる的な発想自体が日本的で、この小説にはそぐわない気がする。この議論は日本の皇室のものだからだ。
吉川さんの三国志には遠く及ばない気がする。
激突
二人の弟を殺した呉への復讐を誓う劉備。
すべてを陸遜にまかせた孫権。
大陸一と言ってもいいほど、精強な蜀の騎馬軍団。電光石火の勢いで、息をつく間もなく陥とされた呉の砦。
赤壁以来の危機を迎えた呉にあって、陸遜は血を吐く思いで、対峙する。
呉の社稷を守る者としてのプレッシャー、下からの突き上げ。若くして総指揮官になったがゆえの孤独と苦しみ。陣中での陸遜の憔悴ぶりは、見ていて胃が痛くなるほどです。
「私と一緒に、死んでくれ、凌統」
「軍人は死ぬのが仕事です」
周瑜将軍の意志を継ぐものとして越えなければならない戦い。これを乗り越え、陸遜は呉の大黒柱へと成長したのでしょう。
一体、誰が?サスペンス的要素も加え、物語は佳境へ
北方三国志全13巻の第11巻です。こういった大作物になればなるほど、読者側でも、登場人物の中に「○○が好き・○○にはとりわけ頑張ってほしい」というファンが出てきますが、おそらく多くの読者が「この人が天下を取るのでは」と期待し、最も支持したであろう人物が亡くなってしまい(これから読まれる方のために名前は伏せておきます)、ある意味、物語は振り出しに戻ってしまったかのような感があります。
残す所あと2巻。3陣営の中で、一体、誰が勝利を収めるのか?サスペンス的要素も加え、物語は佳境に入っていきます。
五虎星堕つ・・・
ついに、五虎将軍最後の生き残り超雲が死んでしまった。 劉備に出会い、流浪を重ねてもまだ主従を望んだ臣、超雲子龍。 その死はまた激烈なものであった。 劉備、曹操、孫策が死に戦いは国と国との戦いに変わりつつあった。 そして・・諸葛亮、司馬懿、陸遜の参謀の戦いへ・・・。物語は南中遠征から馬謖の痛恨のミス、超雲の死までです。
五虎星堕つ・・・
ついに、五虎将軍最後の生き残り超雲が死んでしまった。 劉備に出会い、流浪を重ねてもまだ主従を望んだ臣、超雲子龍。 その死はまた激烈なものであった。 劉備、曹操、孫策が死に戦いは国と国との戦いに変わりつつあった。 そして・・諸葛亮、司馬懿、陸遜の参謀の戦いへ・・・。 物語は南中遠征から馬謖の痛恨のミス、超雲の死までです。
角川春樹事務所
三国志〈12の巻〉霹靂の星 (時代小説文庫) 三国志〈13の巻〉極北の星 (時代小説文庫) 三国志〈10の巻〉帝座の星 (時代小説文庫) 三国志〈9の巻〉軍市の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫) 三国志 (8の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫)
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